はい、なんと3回目のゲーム音とディスコードなどのボイスチャット音を分ける記事です!
仮想オーディオデバイスでゲーム音とボイスチャット音分けた記事はこちら
ハードウェアでゲーム音とボイスチャット音を分けた記事はこちら
仮想オーディオでは遅延が、ハードウェアではGSX1000というサウンドカードでしか対応できない。
というデメリットがありました。ですが、今回紹介する方法ではOBS限定ではあるものの、サウンドカードを選ばず、どのサウンドカードでも遅延することなくゲーム音とボイスチャット音を分けることができます。
それでは、今回の方法はどんなものかというと、OBS用のプラグインです。
具体的にどんなプラグインかと説明すると、アプリごとに音声を録音することができます。
デフォルト設定では「デスクトップ音声1」や「デスクトップ音声2」というように分けれるものの、そんな細かくはできませんでした。なので、ゲーム音とボイスチャットを分ける場合、
ほとんどの場合、ゲーム音とその他の音で分けていましたが
このプラグインを使うと、ゲーム音、ディスコード、ブラウザ、音楽ソフト・・・
というように、アプリごとに録音することが可能になります。
それでは、早速プラグインのインストール方法を書いていきます。
win-capture-audioのインストール
まずwin-capture-audioをダウンロードします。ダウンロードはこちらから。
上記のリンクを開くと、以下の画面が開きます。
任意のバージョンをダウンロードします。ダウンロードするには赤枠で囲ったバージョン、または「Assets」をクリックします。
クリックすると、以下のようにダウンロードできるファイルが表示されます。
exeファイルをクリックしてダウンロードしてください。
ダウンロードしたら、あとはダウンロードしたexeファイルを起動し、win-capture-audioをインストールしてください。
このとき、OBSの設定が一部初期化される可能性があるので、バックアップを取っておいた方が良いです。
これでwin-capture-audioのインストールは完了です。
次にOBSの設定を書いていきます。
OBSの設定
まずは、ソースを追加します。
ソース欄の+マークをクリックすると、ソース一覧が表示されます。
その中にある「Application Audio Output Capture」を選択し、追加します。
あとは、ソースの設定を選択します。
録音したいアプリ名を選択するだけで完了です。
ゲーム音とディスコードの音声を別々で録りたい場合は、「Application Audio Output Capture」を2つ追加して、片方にゲームを選択、もう片方にディスコードを選択するといった感じになります。
注意点
設定での注意点です。
同じ種類のウィンドウであれば、1つの「Application Audio Output Capture」で複数のゲームに対応が可能ですが、
たまに同じウィンドウの種類でも録音ができないことがあるので、ゲームごとに設定してすることをおすすめします。
あと、これはwin-capture-audioの注意点ではないですが、音声ミキサー一覧の歯車マークから「オーディオの詳細プロパティ」から見れる「トラック」を設定しないと、いくらソースから音声を分けても意味がないのでしっかり設定しましょう。
このトラックのチェックマークが全部に入っているなら、それぞれ被らないように設定してください。
これでそれぞれの音声を分けて録音することができます。
最後に
OBS限定ですが、好きなサウンドカードでゲーム音とボイスチャット音を分けて録画することができるようになりましたね。
それでは!
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