自宅でお酒なんかを飲んでいるとき、フッ、と思ったりしませんか?
そう!家でも透明な氷、それも丸氷を使いたいと!!
でも丸氷なんてどうやって作れば良いのか、そもそも透明な氷なんてどうすれば作れるのか分からない。
そんな方はこの記事を読むべし!読み終わるころには透明な氷の作り方を覚えています。
完成画像
まずは最終的にどのような氷が出来上がるか、画像を載せておきます。
厳密に言うと、このあと周りのバリを取って完成なのですが、かなり綺麗な丸氷ができます。
今回紹介する方法では表面がツルツルの丸氷ですが、透明な氷の作り方の欄だけ見れば、表面がデコボコしている丸氷も作ることができます。
透明な氷の作り方
まずは、丸氷の作り方を紹介する前に、透明な氷の作り方を紹介します。
この方法を知れば、丸氷だけじゃなく角氷でも、どんな形の氷でも透明にすることができます。
なぜ氷は白くなるのか
まず、なにも対策せずに氷を作ると、氷の中心あたりが白っぽくなってしまいます。
それはなぜかというと、水にはミネラルや空気など、目には見えないものが混ざっています。これを不純物とします。
この不純物が白くなる原因になります。
不純物を取り除く方法
不純物を取り除く方法はいたって簡単です。
①沸騰させる
それだけで不純物を取り除くことができます。沸騰させ粗熱が取れたら容器に入れ冷凍庫へ入れるだけ。
②冷凍庫に入れた後、途中で取り出し凍っていない部分を捨てる
もう1つのやり方は、凍っていない部分を捨てることです。水は不純物がないところから凍っていきます。(不純物が凍っていない部分へ押しやられる)
ただ、このやり方はめんどくさいので、沸騰させるだけで十分です。私も沸騰させ冷凍庫に入れてほったらかしにしてます。
凍らせる方法
透明な氷を作るには、凍らせる方法も重要になってきます。
まず、なにも対策をしないで凍らせた場合、水は上下左右、全方位からほぼ均等に凍り始めます。
この凍り方では不純物が中心に追いやられてしまいます。
いくら沸騰させて不純物を取り除いたとしても、完全には取り除けないので、ただ凍らせるだけだと中心が白くなってしまいます。
これでは不純物を取り除く方法の②の方法が実行できませんね。ではどうすれば良いのかと言うと
水を入れた容器を断熱材がなにかで覆うことです。このとき上下左右のどこかは1カ所は開けておきましょう。そうすることで凍らせる方向をある程度固定でき、不純物を端の方に追いやることができます。
凍ったら不純物が固まった部分をアイスピックでも包丁でもなんでも良いので削り落とすことで、比較的透明度の高い氷を作り出すことができます。
デコボコした丸氷が欲しい方は、この方法で大きめの角氷を作り、丸型に削れば完成です。
丸氷を簡単に作る方法
それでは本題の丸氷を自宅で簡単に作る方法を紹介していきます。
まず必要なものがこちら
ドウシシャの丸氷製氷器です。
丸氷を作るための容器は他にもいろいろありますが、この製品が一番きれいにできる気がします。
ということで、ドウシシャの丸氷製氷器の紹介です。
まずセット内容です。
奥の左側のが断熱材、右側のが水を入れるタンク、手前のが丸型に凍らせるための型。
試したことはないけど、型を入れないで凍らせれば大きい角氷できる気がする。
まずはヤカンを用意し、水道から水を入れます。
そして沸騰
沸騰後、粗熱を取ったらあとはタンクに入れて、水を入れたタンクに型を入れて、あとは冷凍庫に入れて16時間くらい待つだけ(冷蔵庫によって時間は変わります。)
家の冷蔵庫では24時間くらい凍らせることで良い感じにできました。
周りにバリが出来ていますが、これは仕様です。このバリは固い物で叩いて落としてあげれば綺麗な丸氷の出来上がりです。
ちなみに、貯水タンクの底の方にも氷が作られています。
この底の方にできた氷を取り出すと、以下のような感じになっています。
不純物が固まって大部分が白くなっていますが、一部分は透明なので、その部分を切り離し小さい角氷を作ることができます。
最後に
丸氷を作るだけなら、適当に安い丸型の製氷機を買っても良いですが、透明度の高い、綺麗な丸氷を作るならドウシシャの丸氷 製氷器がおすすめですね!
それでは!
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