前に、ソフトウェアを使ってゲーム音とDiscordなどのボイスチャットソフトの通話音を分ける方法を紹介しました。(ゲーム音とDiscordなどのVC音を分けて録音する方法)
ですが「あまりソフトウェアをインストールしたくない」とか「必要なくなったときに設定を戻すのがめんどくさいのは嫌!」という方もいるかと思います。
なので、今回はUSBで接続するだけでゲーム音と通話音を分けてるゲーミングデバイスを紹介します。
OBS限定ですが、任意のサウンドカードでゲーム音とボイスチャット音を分ける方法も紹介しています。(【OBS限定】任意のサウンドデバイスでゲーム音とVC音を分けて録音する方法)
GSX 1000 or GSX 1200 Pro
その名は“GSX 1000” or “GSX 1200 Pro”です!
どっちを買えば良いの?と思いますが、どっちでも大丈夫です。GSX 1200 ProはGSX 1000の上位互換ですが、基本的な性能は一緒なので、そのときの値段で決めれば良いと思います。
ゲーム音と通話音の分け方
ではどうやってゲーム音と通話音を分けるかを説明していきます。
まず、GSX1000をUSBで繋ぐだけで、サウンド設定の再生デバイスの一覧が以下のように表示されます。
「GSX 1000 Main Audio」と「GSX 1000 Communication Audio」の2つですね。
Main Audioの方は7.1chサラウンドや、イコライザなどのゲーミング用の設定を適用した音声を出す再生デバイスになります。なのでゲームの音を出すのは必然的にこちらのMain Audioになりますね。
それでは残ったもう1つの方であるCommunication Audioは通話用ということですね。
このCommunication Audioをゲーム音と分けたい音を出しているソフトの出力先として指定します。
Discordだと以下のように、出力デバイスを指定します。
また、ブラウザなどの音をCommnication Audioから出したいという場合はWindowsの設定から以下の手順で切り替えられます。Windows 10 のみの設定かも?
まずはタスクバー右側のスピーカーマークを右クリックしてください。
次に「サウンドの設定を開く」をクリックします。
すると、サウンドの設定画面が開くので、少し下の方にスクロールしてあげて「サウンドの詳細オプション」の欄の「アプリの音量とデバイスの設定」を開きます。
すると、以下のような画面が開くと思います。
赤枠で囲った部分が出力デバイスと入力デバイスの規定のデバイスになります。
青色で囲った部分を設定することで、ブラウザなどの音声の出力先を変更できます。
ブラウザの出力先をGSX 1000のCommnication Audioに指定したい場合は、ブラウザソフトの出力先をCommnication Audioに変えるだけで完了です!
これでブラウザから出されるYouTubeなどの音声もゲーム音と分けることができるようになりました。
最後に
これでゲーム音と通話音を分けるの説明は終わりです。
一応GSX 1000はゲーミングサウンドカードという位置付けなので、イコライザやサラウンド設定などゲーム特化の設定もすることができます。こちらはググってみてください。
あと、ここまでGSX 1000でゲーム音と通話音の分け方を説明してきましたが、正直この用途だけでGSX 1000は高すぎる買い物だと思うので、是非無料のソフトウェアでの分け方も検討してみてください。
ソフトウェアでの分け方の説明はこちらで説明しています。
それでは!
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