FHDモニターとWQHDモニターなど、異なる解像度のモニターでマルチディスプレイをした時や、FHDモニターからWQHDモニターへと、高解像度モニターに買い替えた時、
解像度が低いモニターと高いモニターを見比べると、アイコンやテキストなどが高い解像度の方が小さく見えるときの対処法をご紹介します。(Windows 10限定かも?)
説明に移る前に言っておくと、これはモニターのドット数が増えることでそう見えるだけで、これで正常なので、モニターの不具合やPCの不具合ではないのでその点は安心してください。
この記事は主に、WQHDの恩恵を受けたいのはゲームのみ!という方や、
FHDモニターとWQHDモニターのマルチディスプレイをしていて、アイコンのサイズの見え方が違っていて違和感があるのが嫌!
という方向けの記事になります。
特に、ほとんどのゲーマーはフルスクリーンでやるでしょうから、それ以外のときはすべてのモニタでアイコンなどの見え方を同じにした方が良いでしょう。私もこの理由で今から紹介する設定を適応しています。
FHDモニターとWQHDモニターの見え方の違い。
と、その前に、FHDモニターとWQHDモニターのデフォルトでの設定での見え方の違いをご覧ください。
左がFHDモニター、右がWQHDモニターです。
どちらも一番上から同じ数のフォルダアイコンを並べています。
FHDモニターでは上から下まで埋まってしまっていますが、WQHDモニターではまだまだ余裕があるのが分かりますね。
次にブラウザのウィンドウを比較してみましょう。
FHDモニターでは画面いっぱいに表示されているウィンドウですが、WQHDモニターでは上下に少し余裕がありますね。
プログラマーや映像クリエイターなど、クリエイターの方は作業領域が増え便利ですが、
ゲーマーからしたら文字が小さくなって不便でしかありません。
それでは、マルチディスプレイ時にWQHDモニターのアイコンや文字の見え方を、
FHDモニターと同じくらいにする方法を書いていきます。
見え方を(ほぼ)同じにする
説明する前に、なぜ(ほぼ)と書いているのかというと、Windows10の仕様上、全く同じにはできないからです。 ただし、シングルディスプレイや、すべて同じ解像度の場合は以前まで使っていたモニターと同じにすることができます。
それではまず、デスクトップのなにも場所で右クリックし、「ディスプレイ設定」をクリックしてください。
すると、下記の画像のようなディスプレイの設定が画面が開きます。
マルチディスプレイの方は、赤枠で囲った部分から設定を変更したいモニターを選択してください。
選択したら、下へスクロールし下記の画像の「拡大縮小とレイアウト」の赤枠で囲った部分を選択し、
125%を選択します。
これで、FHDモニターとWQHDモニターのアイコンや文字サイズの見た目がほぼ一緒になります。
ここで1つ注意ですが、この設定はFHD側の設定を100%で使用していた場合の設定です。
FHD側の設定を100%以外で使っていた場合は、125%以外の倍率を選び調整してみてください。
設定したあとのFHDモニターとWQHDモニターの比較が下記の画像になります。
WQHDモニターではまだ下側にアイコン1個分のスペースがありますが、ほぼ同じ見た目になり、
違和感もほぼなくなったかと思います。
場合によっては文字などがぼやける場合がありますが、拡大して表示さているので仕様です。
諦めましょう。
シングルディスプレイやWQHDモニターのみのマルチディスプレイの場合
おまけとして、すべてのモニターをWQHDモニターなど、高解像度モニターへ切り替えたときの、
以前まで使っていたモニターと見た目を同じにする方法を書いておきます。
やり方は簡単で、先程開いたディスプレイの設定の「拡大縮小とレイアウト」の拡大率を設定する欄の下の方に「表示スケールの詳細設定」というのがあります。それをクリックしましょう。
クリックすると、下記の画面が開きます。
赤枠で囲った部分に100%~500%の任意の数値を入力すると、すべてのモニターのサイズが変わります。
これですべてのモニターを一括で設定することができます。
それでは!
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