3/2更新【AIイラスト】画風もキャラも衣装にも対応!LoRA学習用のプリセットを配布!【stable diffusion】

LoRA学習時に設定値をどうすればいいか分からない、という方向けにプリセットファイルを配布します。

学習データによってはうまく学習できない場合もあります。
今回配布するプリセットはアニメ系でしか試していないため、リアル系でもうまく学習できるかは分かりません。

SD1.5系のモデルでもSDXL系のモデルでも使えます。

LoRA作成時の注意点ですが、SDXL用のLoRAを作成する場合はmax resolutionを「1024,1024」以上に設定してください。学習用の画像のサイズも1024×1024以上のものが望ましいです。

また、このプリセットはkohya_ss_GUIでの使用を想定しています
kohya_ss_GUIの導入、使用方法は以下の記事で解説しています。
【AIイラスト】kohya_ss GUIを導入してローカルでLoRA学習をしよう【stable diffusion】

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プリセット配布

キャラクター/衣装/ポーズ

キャラクターLoRAと衣装LoRA、ポーズLoRA用のプリセットファイルです。

charaAndcosLoraLearning_onlinegamernikki.json

SDXL用 キャラクター

SDXL用だとこちらの方が良いような気がします。が、気のせいかもしれません。両方試して良かった方を使うのが良いでしょう。
また、確認していないので確証はないですが、衣装やポーズにも使えると思います。

SDXL_chara_LoraLearning_onlinegamernikki.json

画風

画風LoRA学習用のプリセットファイルです。SDXL用もこのプリセットで出来ました。

それぞれ違う設定です。うまくいかないな、と思ったらプリセットを変えて作成してみてください。
個人的には、StyleLoraLearning_2のプリセットをよく使っています。SDXL用でもStyleLoraLearning_2を使う事が多いです。

styleLoraLearning_onlinegamernikki.json
StyleLoraLearning_2_onlinegamernikki.json
StyleLoraLearning_3_onlinegamernikki.json

使い方

1.プリセットの保存場所

まずは、ダウンロードしたプリセットファイルの保存場所です。

ダウンロードしたプリセットファイルを以下の場所に保存してください。

kohya_ss\presets\lora\user_presets

これでプリセットの読み込みが出来るようになります。

2.プリセットの読み込み

プリセットの読み込みは簡単で、以下の手順で行えます。

① LoRAタブを開く
②Parametersタブを開く
③Presets一覧から使いたいプリセットを選択する

これだけです。

あとは学習用フォルダや学習用モデル、Epoch数などを設定して使ってください。

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実際にうまくいった学習データ枚数とSTEP数

ここからは備忘録的な意味合いで書くので、あまり鵜呑みにしないてください。

私が上記のプリセットで学習させた際に、そこそこうまく出来た時の学習用素材の枚数繰り返し回数STEP数を記載しておきます。

・キャラLoRA
学習用素材の枚数 : 100枚以下 (50枚以下でもそこそこの精度だった)
繰り返し回数 : 1
STEP数 : 2000~5000

衣装LoRA
学習用素材の枚数 : 100枚以下 (50枚以下でもそこそこの精度だった)
繰り返し回数 : 1
STEP数 : 2000~5000

・画風LoRA
学習用素材の枚数 : 200枚前後(50枚くらいでも出来るが、多い方が汎用性の高いLoRAが出来る気がする)
STEP数 : 2500~10000 (2000~5000くらいが丁度良いかも)

最後に

この記事で配布しているプリセットは一例なので、学習用データによっては全く効果が出ないか、微調整の必要があります。
また、配布されているLoRAには、設定値などのメタデータが埋め込まれていることが多いので、それを参考にして設定値を決めるのも良いでしょう。

 

それでは!

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