※この記事は26/4/5時点での内容です。料金は為替やセールの影響で変わっている可能性があります。
動画生成AIはいろいろありますが、その中でも群を抜いていると言われている「Seedance 2.0」。
色々なサイトで使用出来ますが、サイトにより料金が違い、同じ設定でも1回あたりの生成が500円前後、高いところだと1000円以上なんてところもあります。
ほとんどのサイトは月額制のサブスクプランの為、毎月料金が発生してしまいます。ですが、いくつか買い切りプランがあるサイトを見つけました。
それは、LitMediaとLumeFlow.AIです。
料金はLumeFlow.AIの方が安いのですが、LitMediaの方が使えるAIの種類が多くバージョンの新しいAIが使えます。
例えば、両サイトともKlingを選択出来るのですが、LumeFlow.AIではKling 1.6、Kling 2.5、Kling 3.0の3つです。それも開始フレームと終了フレームの選択しか出来ないモデルです。
対して、LitMediaではKling 1.6、Kling2.6、Kling 3.0、Kling 3 Omniの4つを使えます。
Seedance 2.0が使えればKling 3 Omniは使わないような気もしますが、対応してないよりはしてた方が良いですよね!
他にも違いがあり、LitMediaは音楽生成AIにも対応しており、その生成した音楽からMVの作成などにも対応しています。出来る事は圧倒的にLitMediaです。
なので私はLitMediaの買い切りプランを契約しました。
ということで、今回の記事ではLitMediaの様々なAIの使い方を、実際に生成されたモノを交えて紹介していきます。
ちなみに、目当てがSeedance 2.0で毎月払っても良いというのであればDreaminaがおすすめです。Seedanceの開発元が運営しているだけあって現状コスパが一番いいです。
LitMediaのプラン
最初にLitMediaの料金を紹介します。

料金プランは月額プランと年間プラン、そして買い切りプランがあります。
そして、プランごとにグレードがあります。上記の画像で赤枠で囲った部分をスライドするとグレードを変更出来ます。グレードを上げると月ごとに付与されるクレジットの数が倍になり、料金が少しお得になります。
クリエイターとして本格的に活動していて、月に生成する回数が多い場合はグレードを上げておいた方が良いですね。
また、買い切りプランのみ一番上のグレードにすると一部のAIで無限生成が可能になります。

使用できるAIは以下の通り。
・動画生成AI
LitAI: 360p 5秒
Vidu 2.0: 360p 4秒
Wan 2.2: 480p 5秒
Seedance 1.0 Pro Fast: 480p 5秒
Seedance 1.0 Lite : 480p 5秒
・画像生成AI
NanoBanana
Flux.1
正直、この為に一番高いグレードにする必要はない気がしますね。
プラン契約時の注意点が1つあります。特に買い切りプランを契約しようとしている方。
現在の仕様だと、一番下のグレードを契約し、後から真ん中や一番上のグレードにアップグレードしようとすると、そのプランの満額を請求されるようです。今入っているグレード分の割引などはない感じです。
私は下位グレードで入ってしまったので、もしアップグレードする時は満額で払い直しです……。
こちら運営に問い合わせた結果、グレードのアップグレード時は問い合わせることで、差額のみ請求されるリンクを発行してくれるようです。
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支払い方法
これは皆さん気にしている部分だと思います。
どんなに気になっていても、どんなに優れたAIを使えるとしても、海外のあまり聞いたことのないサイトにカード情報を入力するのは不安ですよね。
ですが安心してください。LitMediaの支払い方法にはクレジットカード払いの他に、Google Pay、コンビニ払い、ペイジー払いがあります。
クレジットカードで決済したいという場合は、Google Pay経由で使用するのが良いでしょう。
クレジットカードを利用したくないという場合でも、コンビニ払いとペイジー払いが利用できます。
LitMediaの各AIを使用してみる
それでは、ここからは付与されたクレジットの限り色々なAIを触ってどのような動画が生成されるか試していきます。
Seedance 2.0 (AI動画)
それではまずは大本命のSeedance 2.0からです。モードは複数の画像や動画を参照して1本の動画を生成できる「参照動画」です。恐らくOmniやオムニリファレンスと呼ばれる機能です。
使用する画像は以下の2つ。左が1枚目、右が2枚目です。


プロンプトなど生成パラメーターは以下の通り。
@Image1のキャラと@Image2のキャラが海辺をランニングしています。
@Image1のキャラが少し早く走っています。
夕日が綺麗です。
動画の長さ: 5s
サイズ : 16:9
消費クレジット: 80
解像度: 720p
プロンプトに記述してある“@Image1″というのは、読み込んだ画像を指定するためのプロンプトです。
消費クレジットの内訳は、基本消費量が80で、5秒の動画だと1倍、10秒だと2倍、15秒だと3倍という感じです。
生成された動画が以下。解像度を指定する箇所はありませんでしたが、720pで生成されました。
なんかよく分からないけど海が好きなようです。
プロンプトが雑なので動画もかなり雑に生成されましたが、ここまで読み込んだキャラを保っているのは驚きです。
もう1本、別なプロンプトで生成してみます。
戦闘シーン。
ロケーションは立体駐車場。
0-1秒:
@Image1の人物と@Image2の人物が向き合って構えています。
2-5秒
2人はスタイリッシュに素手で戦っています。
6-8秒
2人は必殺技を放ち、激しいエフェクトが発生する。
9-10秒
2人は握手をしてお互いの健闘を称える。
動画の長さ: 10s
サイズ : 16:9
消費クレジット: 160
解像度: 720p
今度は秒数なども指定しているので、さっきよりはまともな動画が出来るはず……。
さぁ、結果はどうでしょうか。
中々良いのではないでしょうか。
話題のググガガペンギンみたいな動画を作る
Youtubeで人気のググガガペンギンのような動画を作ってみます。
使用するモデルはSeedance 2.0の参照動画モードです。
使用する画像は以下の1枚のみ。

プロンプトは以下です。
一人称の手持ちカメラショット: オーナーがドアを押し開け、居心地の良いリアルなリビングルームに入る。@Image1のキャラがオーナーに気づき、嬉しそうに手を振る。
良い感じに生成出来たのではないでしょうか。
チビキャラの画像を読み込ませて、動きや声などを細かくプロンプトで指定すればググガガペンギンのミーム動画みたいなものが作れそうな気がしますね。
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AIアバター
今度はAIアバターを使用してみます。
この機能は人物の画像と商品画像、セリフとプロンプトを入れればその人物が商品を紹介するという動画を作れるというもの。
なお、使用できるモデルは LitAI 5 のみです。

使用する人物の画像と商品画像は以下。
いつものキャラと手元にあったゲームのコントローラーを写真を使います。
プロンプトなどは以下です。
スクリプト (セリフ)
私はコントローラーを持っています。このコントローラーは手になじんでとても良い商品です。
このコントローラーのおかげでキルレは100くらいになって宝くじも当たりました。
プロンプト
商品を手に取り、丁寧に紹介する。
手触りや質感を確かめながら、その魅力を一つひとつ言葉にして伝えていく。
まるで大切な友人におすすめするように、温かみのある声で商品の特徴や使い心地を語りかける。
動画の長さ: 15s
消費クレジット: 200
解像度: 1248×1664
消費されるクレジットは50文字ごとに50、1秒ごとに20のクレジットが消費されるようです。
生成された動画は以下。
実用にはほど遠いですね。音声も日本語の一覧から選んだのですがこの結果です。
ミミック
ミミックを試してみます。この機能は人物の画像とモーション動画を読み込ませ、読み込んだ人物にモーション動画の動きを真似させるというもの。
使用できるモデルはKling V3.0、Seedance 2.0、Wan 2.2があります。

今回はKling V3.0とSeedance 2.0を試していきます。
使用する人物画像は以下。使用するモーション動画はLitMediaで用意されている「動き出そう!」という動画を使います。

この機能はプロンプトなどは不要で、人物画像とモーション動画のみで出来ます。
消費クレジットは以下。
Seedance 2.0 : 15
Kling V3.0 : 60
内訳は、Seedance 2.0が1秒あたり3、Kling V3.0が1秒あたり12のようです。
今回は約5秒のモーション動画を使用したので、3×5、12×5で計算されます。
ちなみに、今回選択していないWan 2.2は1秒あたり6クレジットの消費ですが、5秒以下だと30クレジットが固定で消費されるようです。
生成された動画が以下。左がSeedance 2.0、右がKling V3.0です。
解像度はSeedanceが1080×1440、Kling V3.0が848×1072です。音声はこちらで消去しました。
どちらも溶けている箇所がありますが、Seedance 2.0の方が安定しているように見えます。
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AI音楽
今度は音楽を生成してみようと思います。この機能では歌詞やスタイルを記述して音楽を生成します。
使用出来るモデルは、LitMusic 4.5 Plus、LitMusic 4.5、LitMusic 4.0の3つです。

この機能での消費クレジットは、モデルや曲の長さに関わらず一律で20クレジットです。
消費クレジットも少ないので、3つのモデル全てで生成してみます。
プロンプトなどは以下。
説明
PCパーツの高騰を嘆いた曲です。
歌詞
昨日までの値札が まるで夢みたいだ
お気に入りに入れたまま 見てるだけのGPU
「今が買い時」なんて 誰が決めたんだろう
その“今”はいつだって 遠ざかってくばかり
為替とか需要とか 難しい言葉並べて
結局オレの財布だけが 静かに死んでいく
カートに入れて そっと閉じた
あの日の勇気はどこへ消えた
値段は空へ フレームは夢へ
手の届かないスペックばかり
「在庫あり」の文字が刺さる
買えないオレを笑うみたいに
いつかは組めると信じてる
だけど今日も 見積もりだけ更新
型落ちでいいやって 妥協したつもりでも
その“型落ち”すらも じわり値上がりしてる
レビュー動画見ながら 脳内ベンチ回して
現実のPCはまだ 数年前で止まったまま
セールの通知来ても 期待しない癖がついた
割引後の値段見て 逆にため息出るよ
カートに入れて また外した
「本当に必要?」って自問自答
性能グラフ 理想だけ伸びて
現実はただ横ばいのまま
「今しかない」と煽られても
その“今”が一番高いじゃないか
いつかは組めると信じてる
その“いつか”は まだ来ないけど
あの頃みたいに 気軽に選べたら
どれだけ楽だろう
好きなパーツ並べて ワクワクしてた
あの気持ち 取り戻したい
カートに入れる それだけでいい
買えなくたって夢は見れる
いつかこの手で組み上げる
理想だけは手放さない
値段の波に飲まれても
諦める理由にはしたくない
電源入れるその日まで
今日もまた 構成だけ更新
スタイル
J-pop,Sad,Strong rhythm
音声
女性ボーカル
1回の実行で2つの音楽が生成されました。
それでは生成結果を聴いてください。
・LitMusic 4.0
・LitMusic 4.5
・LitMusic 4.5 Plus
女性ボーカルを指定したのに男性ボーカルで出してきたLitMusic 4.0以外は良い感じではないでしょうか。
漢字の読みが少し甘いのはしょうがないですね。
AI音楽MV
この機能は人物の画像とロケーションの画像、音楽を読み込んでMVを作る機能です。
使用できるモデルはLitAI 5、LitAI 5.5の2つです。

読み込める音楽は10秒~180秒のようです。

それでは、以下のプロンプトで生成していきます。
使用する画像は以下。

背景画像はLitMediaで用意されている桜の背景を使用します。
音楽は先ほど生成したものを使います。
モデルは2つしかないので両方試してみます。
プロンプトなどは以下の通りです。
プロンプト
明るい光に包まれた舞台。けれど、その歌声には、どこか深い哀しみが滲んでいる。
笑顔の裏に隠された切なさが、静かに胸を締めつけるようだ。
動画品質: 540p
サイズ: 16:9
LitAI 5消費クレジット: 35
LitAI 5.5消費クレジット: 350
消費クレジットの差が大きいですね。内訳は以下の通り。
LitAI 5: 1秒あたり1クレジット
LitAI 5.5: 1秒あたり10クレジット
LitAI 5で生成したMVが以下。
・ナレーション動画
・歌唱動画
・抽象画
以下がLitAI 5.5で生成した動画。LitAI 5.5は歌唱動画のみです。
うーん、プロンプトが悪いのかイマイチな動画になってしまいました。
もう少し研究が必要そうですが、利用している方も少なくクレジットも有限なので中々厳しそうです。
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最後に
この手のサービスでは珍しい買い切りプランがあるLitMediaですが、このサービスだけで動画生成AI、画像生成AI、音楽生成AIと揃っているので、あれやこれと複数のAIサービスの月額サブスクに入るより管理が楽になるのではないでしょうか。
それでは!



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