この記事を読んでほしい人 : 「配信者は対策いらない」とバカみたいなことを言っている人
是非ともこの記事を読んで、自分がどれだけ常識外れのことを言っているのか知ってもらいたいです。
ゴースティングとは
まずゴースティングについて説明しましょう。
ゴースティングとは、YouTubeLiveやTwitchなどで配信されている、対戦相手の画面を見ながらプレイする行為のことを言います。
対戦相手がどこにいるか、どんな持ち物を持っているかなど、相手の情報を全て把握して有利に立ち回れるので、当然不正行為にあたります。
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対応策は、配信者側で対策し自衛するしかない
どうすればゴースティングの被害を抑えられるか、ですが。
そんなのは簡単です。配信者が対策するだけ。100%完璧に防げるというわけではありませんが、やらないよりはゴースティング被害を抑えることができます。
対策方法としては、配信自体に遅延を入れたり、マッチングするまで画面と音を消すなどあります。
遅延を入れれば、配信者側ではマッチングが完了していても、視聴者が見ている配信ではマッチングボタンを押したところ、というように実際の画面より少し遅れた画面が配信されることになるので対策になります。
ただし、この方法はマッチング時間が一瞬で終わるようなゲームでしか使えません。
マッチングに数分かかるようなゲームや、数分かかるようなランク帯での配信では使えません。
配信の醍醐味は配信者と視聴者の”リアルタイム”で交流ができることなので、実用的な範囲での遅延は1分未満。それ以上だとコメントへの返答に時間がかかっているように見え、視聴者側からしたら少しストレスに感じる方も出てくることでしょう。
もう1つのマッチングするまで画面と音を消す、についてですが。
PUBGやAPEXのようなマッチングボタンを押して、その時に集まったプレイヤーだけで試合が始まり、その後にプレイヤーの追加がないようなゲームでは効果があり手軽にできる方法です。
ようはゴースティングを行うプレイヤーに、マッチングボタンを押したことを悟らせなければ言い訳です。同じルームにならなければゴースティングのしようがないですからね。
なので、マッチングボタンを押すとこを見せないために画面を隠し、マッチングボタンを押した音を聞かせないように音を消す。ただこれだけです。マッチングボタンを押すまでは雑談でもして時間を潰せばOK。
配信者側がこんな簡単な対策をするだけで、被害は減らせるのです。が…。
配信者は対策する必要はない論
はい、上記のように配信者が簡単にできる対策があるにも関わらず、”対策は必要ない”という人たちがいます。それもかなりの人数います。
そんな人たちの意見をいくつか紹介します。優しい目で見てあげてくださいね。
1.「対策してない方が悪いって意見が出ることがおかしい。どんだけ教養がないのか知らんけど、善悪の判断ができないなら黙った方が良いよ。」
2.「対策出来てないのが悪いって奴、ゴースティングは配信が仕事の人にとっては営業妨害だぞ。BANどころか警察沙汰になってもおかしくない。今は法整備ができてないだけで」
3.「遅延するなり対策しろ! って理屈があまりにも頭悪すぎて笑ってしまった」
4.「ゴースティングに対して「対策しない方が悪い」って言ってる奴、頭がおかしいって自覚した方が良いぞ」
5.「対策しないのが悪いって意見はマジで理解できない。どう考えてもゴースティングが100悪いだろ」
6.「過去に遅延など対策した人がいたが、ゴースティングされてたから対策は無意味」
と、このように一部の対策不要派の意見を挙げてみましたが、6番はともかく、なぜかこの人たちは対策は必要派の意見を、ゴースティングを肯定していると捉えてしまう人がいるようです。
しかし、実際は「対策しない方が悪い」と言ってる人は少数で、だいたいの人は「配信者も対策するのが良い」と言っていてる人がほとんどなんですね。それをどう読んだのか知らないですが、「対策した方が良い」を「対策しない方が悪い」と、勝手に文章を変えてしまってるんですね。
そして自分のことは棚に上げて「頭が悪い」と、特大のブーメランを投げる人が多いんですね。
ゲームとか配信用語の勉強よりも、学校の勉強を頑張ってほしいですね。
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そもそも、対策が必要と言ってる人はゴースティングを肯定してない
上記の対策不要論を唱えてる人には理解できないか、理解できるまで時間がかかるかもしれませんが、そもそも対策が必要と言ってる人はゴースティングを肯定している訳ではないですからね。
ゴースティングが悪いことは大前提で、そのうえで対策が必要と言っている訳です。
現実世界で考えてみてください。家の玄関や窓の鍵はかけますよね? 駐車場や駐輪場に止めた自動車や自転車に鍵をかけますよね?
なぜ鍵をかけるか、それは空き巣や強盗に入られないため、盗まれないためですよね。
対策不要論を唱えてる人は、24時間、留守にしている時も家の鍵は開けっ放し、駐輪場に止めた自転車に鍵はかけないのでしょうか?
そんな訳ないですよね。自転車や自動車を持ってないから知らん、と言う方でも、少なくとも家の鍵はかけてますよね?
これが対策というものです。中には「対策してもゴースティングされてたから無意味」と言ってる人もいますが、100%完璧に防げるものなんて存在しません。どんなものにも穴があります。
家の鍵をかけていても、ガラスを割って入られることもあります。自転車に鍵をかけていても、トラックの荷台に積まれて運ばれることもあります。
ですが、なにもしてない人と比べれば被害にあう確率はグッと低くなります。
そしてもう1つ、対策不要論の中でよく見るのが「ゴースティングは規約違反だから対策は不要」という意見。
これ全く理解できない。対策不要の意見例でも「法整備ができてないだけ」という意見がありますが、じゃあ仮にゴースティングになんらかの刑罰が科されるようになったとして、それでゴースティングが完全になくなると思ってるのかと。
なくなるわけないだろ。それでなくなるんならこの世から殺人も窃盗も、すべての犯罪がなくなってるよ。
法を犯そうとするような人に「やめてください」なんて言ってやめてくれるわけないんだから、配信者側で対策するしかないんですよ。
少しずつ、時間がかかっても良いので理解してくださいね。
過去に12時間の遅延を入れて対策(?)をした配信者がいるらしいけど…
なんかツイッター漁ってたら、過去に12時間の遅延を入れて配信してた人がいるって情報があったけど、どういう経緯で12時間にしたのか謎。
「遅延入れろ」「対策しろ」って意見を見て、「ほら!お前らの言うように遅延入れたよ!12時間も!これで満足か?」
って感じだったら笑う。んで「12時間も遅延入れたら配信としての意味ないから遅延入れるのやめる!」とかいうオチだったらもっと笑う。
12時間も入れたらそれはもう対策じゃなくて、そういう企画だろ。
何事も限度というものがあります。こんな極端なやり方は小学生で卒業してください。
最後に
ゴースティングはやる方が100%悪いが、配信者も対策は必要。
それでは!
コメント
遅延を入れて配信している場合、配信者が視聴者のコメントをリアルタイムで見られず、配信者側としては楽しみが減ってしまうと思います。
配信者はその楽しみよりもゴースティング対策を重視すべき、ということでしょうか?
別に遅延を入れるかどうかは配信者の自由ですが、ゴースティングされて楽しい雰囲気が台無しになったら本末転倒だと思いますね。
それに、遅延と言っても常識的な範囲での遅延であれば、リスナーとのコミュニケーションにも支障は出ないかと。
それでも、1秒の遅延も嫌だ。というなら、遅延ではなくマッチング画面を隠すというやり方があります。これは記事内でも紹介しているやり方です。
なぜかゴースティングの対策は遅延を入れるしかない、と思われていますが、遅延を入れない対策方法もあることを知ってほしいです。
また、楽しみより対策を重視すべきかどうかですが、先程も言ったように配信者の自由。ですがゴースティングされ続けているのにも関わらず、一切の対策をしないのであれば、ファンネルを飛ばしたりギャーギャー騒いだりするなって思いますがね。
今さら過ぎるが12時間遅延の人は、そう言う人だから
あれは、それってただの動画やんけ!ってネタやから